夏場に最適な飲み物は?麦茶と緑茶の違いについて

日本茶
2020.8.3

香ばしくスッキリした飲み口が特徴の麦茶は、暑い夏の飲み物として、不動の人気を誇っています。

同じく緑茶も、夏の間は冷たくして飲まれることの多い飲料ですが、原材料の違いもあり、両者の飲み物としての「効能」には大きな違いがあります。

ここでは両者の効能に着目しつつ、麦茶と緑茶の違い、麦茶の選び方などについて解説していきます。

麦茶と緑茶の違い、最も大きなものは「カフェイン」の有無

麦茶と緑茶の最も大きな違いとして挙げられるのが、成分に「カフェイン」が含まれるかどうかということでしょう。
茶葉を原材料とする緑茶には当然、カフェインが含まれていますが、大麦やハト麦を原材料とする麦茶にはカフェインが含まれていません。

カフェインには精神鎮静作用があり、摂取すると心を落ちつけたり、頭を冴えさせたりするはたらきを持っています。
しかし、カフェインに対する感受性は個人差が大きく、カフェインを摂取することで不調になってしまう人もいます。
これは摂取頻度や摂取量はもちろん、摂取する人の体重や健康状態などにも左右されます。

もちろん、お食事のお供として、目覚ましや集中力を増したい時や暑さを和らげたい時に、普段飲んでいる量と同じくらいの緑茶を飲むのは、何の問題もありません。
しかし、夏場はほかの季節よりたくさんの水分を摂取したい場面が多くなり、緑茶だとカフェインを摂りすぎてしまう可能性もあります。

そのため、たくさん水分補給をしたい場合は、カフェインを含まない麦茶のほうが適しているといえます。

関連記事:麦茶で熱中症対策をする秘訣

緑茶が好きで「夏もできたらたくさん飲みたい」という方には、お湯ではなく水から抽出することでカフェイン量が少なめになる「水出し緑茶」がおすすめです。

関連記事:茶葉を使った美味しい水出し緑茶の作り方

また、もともとカフェイン含有量が少ない玄米茶ほうじ茶やほうじ番茶もおすすめです。

関連記事:カフェインレスで低刺激な緑茶を気軽に楽しもう

緑茶にも麦茶にも「ミネラル」は豊富に含まれている

もうひとつ注目したいのが麦茶に含まれる「ミネラル」です。
緑茶はミネラルが豊富な飲み物のひとつとして知られますが、麦茶の原料である大麦、ハト麦にも、ナトリウムやカリウムといったミネラルが含まれています。

ミネラルは身体のはたらきを正常に保つ上で必須な栄養素です。
ミネラルが不足すると体内のバランスが崩れ、体のだるさや熱中症などに繋がります。
夏場は汗が多くなる季節であり、それに伴って体内のミネラルが不足しがちな時期です。

そうした際、カフェインを気にすることなく水分とミネラルの補給が同時に行える麦茶は、夏場の飲み物として非常に優れているといえるでしょう。

とはいえ、緑茶も麦茶も、夏に涼を運んでくれるお茶。
用途やその時の気分に合わせて、緑茶も麦茶も、両方お楽しみくださいね。

麦茶を選ぶ際は「原料」と「淹れ方」に注目しよう

麦茶の選び方のポイントとして特に注目したいのが、「原料」と「淹れ方」についてです。

まず原料についてですが、麦茶の原料として用いられるのはほとんどが「六条大麦」と「二条大麦」、「ハト麦」の三種類で、それぞれ風味に特徴があります。

六条大麦の麦茶の特徴は深いコクと香り。
いわゆるスタンダードな味わいの麦茶は、だいたい六条大麦が用いられています。

国内産小粒大麦(六条種)をベースに、北海道産光黒大豆と伝承の京番茶をおいしくブレンドした香ばしいお茶です

京番茶入黒豆麦茶 ティーパック

二条大麦の麦茶の特徴は、ほのかな甘みです。
二条大麦にはデンプン質が豊富に含まれており、それが甘みとして味わいに現れるのです。

甘みのある二条大麦を使用し、昔ながらの焙煎方法で麦一粒一粒の芯まで熱を通して香ばしく仕上げた麦茶です

釜炒りむぎ茶

ハト麦の麦茶の特徴は適度に香ばしく、すっきりした飲み口です。
またハト麦には不飽和脂肪酸が含有されており、体内の代謝機能を高めるはたらきも持っています。
ただハト麦の成分には利尿作用を促進するものも含まれているため、その点は注意が必要です。

また、裸麦(はだかむぎ)という麦も麦茶の原料として使われています。
裸麦は、外皮が簡単にはがれて粒が裸になりやすいことから、その名前が付いた麦です。
裸麦を使った麦茶は、六条大麦や二条大麦を使った麦茶と香りも味も大きな違いはないですが、苦みが少なくまろやかな優しい甘みを感じられます。

良質な裸麦を細粉せずに丸粒のまま焙煎した、煮出すタイプの香り高い麦茶です

『大麦裸むぎ茶』(粒のまま)

次に麦茶の淹れ方についてですが、大きく分けて「水出し」と「お湯出し」、「煮出し」が存在します。
一般的に、水出し>お湯出し>煮出しの順でお手軽に淹れることができ、その逆の順番で、飲んだ際の味わいや香ばしさが増します。

関連記事:お湯から作るおいしい冷茶の作り方

それぞれ淹れたり冷ましたりするのにかかる時間が大きく違うため、使用する場面、量に応じた淹れ方を選ぶようにしましょう。

水出しやお湯出しに便利なフィルター付きのボトルです

フィルターインボトル HARIOハリオ

千紀園の麦茶特集はこちら

〇今回紹介した商品

・京番茶入黒豆麦茶 

・釜炒りむぎ茶

・大麦裸むぎ茶(粒のまま)

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