2023年春のお彼岸は3月18日からです

読み物
2023.3.16

今年2023年(令和5年)の春のお彼岸は、3月18日(土)から3月24日(金)までの期間です。

お彼岸には、お墓まいりをされる方が多いと思います。
なんとなくお彼岸にはお墓やお仏壇に手をあわせに行く日、と思っておられる方も多いのではないでしょうか。

お彼岸がどういったものか、ご紹介しましょう。

 

お彼岸とは

お彼岸にはお墓まいりなどをすることからもわかるように、ご先祖様を供養して感謝を捧げる仏教の行事です。
古くから大切にされてきた日本独自の風習で、始まりは飛鳥時代にまでさかのぼると言われています。

仏教用語で「彼岸」という言葉は、本来は「ご先祖様がいる三途の川の向こうの、仏様の世界」のことを指しています。

反対に私達が生きているこの世界のことは「此岸(しがん)」と呼び、此岸にはさまざまな苦しみがあると考えられています。
一方、此岸の向こう岸である「彼岸」は、苦しみから抜け出した、煩悩のないやすらぎの世界のことを指します。

そして「お彼岸」は、もともとは「苦しみのない仏様の世界へ行くために修行を積む期間」を意味していたようです。
それが日本独自のご先祖様を供養する習慣などと結びつき、現在の「お彼岸」に変化していったといわれています。



お彼岸の期間

お彼岸は春と秋の年2回行われます。
春のお彼岸は春分の日(2023年は3月21日)を中日(ちゅうにち)とし、その前後3日間の合計7日間が「お彼岸」となります。

お彼岸の期間に入る初めの日(今年は3月18日)を「お彼岸の入り」、お彼岸の最終日を「彼岸明け」とと呼びます。
春分の日は年によって変動しますので、お彼岸の入り、彼岸明けの日も変動します。

秋のお彼岸は、秋分の日(9月)を中心にした1週間にあたります。

 

お彼岸のお供えのおすすめは?

お彼岸のお墓やお仏壇へのおまいりには、お供えが必要ですね。

お彼岸でのお供えは、一般的には、個人が生前お好きだったものやお菓子や果物、お花、お線香などです。

お彼岸に手土産として持参される場合は、常温で保管できる小分けのお菓子やお茶を選ぶと喜ばれます。

お供えの相場は、大体3000~5000円程度です。
お供えにはのしを付けます。
黒白または黄白の結び切りの水引に、表書きは「御供」、下段は送り主様の苗字のみを記します。

 

 

ご先祖様へ日ごろの感謝を伝える、お彼岸。
ご家族みんなでお墓やお仏壇に手を合わせてくださいね。

 

千紀園のお供え

 

 2023.3.16

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