日本のお茶いろいろ

日本茶いろいろ 代表的な茶葉の種類

日本茶
2018.10.10

日本茶といっても、その種類はさまざま。いったい、なにがどう違うのかご存知でしょうか?
茶葉の育て方や加工法によって生まれる、味や風味の違い。 今回は、代表的な日本茶について紹介していきます!

煎茶 日本茶の代表選手

さわやかな香りとうま味と渋味のバランスがとれた「煎茶」。
全国各地で生産され、日常的によく飲まれているお茶です。

煎茶は摘採したお茶の葉を蒸したあと、揉みながら乾燥させて作られています。
蒸し時間の標準は約20~30秒。その約2~3倍長く蒸したものを、深蒸し煎茶といいます。
ほどよい渋みと甘みをお楽しみいただけます。

・千紀園の煎茶(せんちゃ)

玉露 贅沢な味わい日本茶の高級品

玉露はお茶の樹に覆いをかけて育てる、被覆栽培でつくられるお茶です。
日光をさえぎって育てられるため、渋みや苦みは少なく、うまみや甘みが強い味となります。

・千紀園の宇治玉露(ぎょくろ)

同様に、覆いをかけて栽培するお茶に「冠茶(かぶせ茶)」があります。
冠茶は玉露よりも覆いをかけて育てる期間が短く、煎茶と玉露の間のようなお茶とされています。

・千紀園の冠茶(かぶせちゃ)

抹茶 愛される日本伝統の味

抹茶は玉露と同じように、被覆栽培で育てられたお茶です。
その製法はまず日光をさえぎり育てたられた新芽を蒸します。
そして、揉まずに乾燥させた「碾茶」を石臼で挽いたものが「抹茶」になります。

茶葉そのものを飲むことができるため、より味わいや香りを深く楽しむことができます。
お茶に含まれる健康成分もまるごと摂取できるのも嬉しいポイントです。

・千紀園の宇治抹茶(まっちゃ)

ほうじ茶 低カフェインで香ばしい風味

煎茶や番茶などを強火で焙じてつくられた「ほうじ茶」。
焙じることでカフェインやタンニンが破壊され、苦味が少なく低刺激です。
胃にやさしく、子どもからお年寄りまで安心していただけます。

香ばしくスッキリとした味わいが魅力で、食事の定番茶として好まれています。
近年ではほうじ茶を使ったお菓子も人気ですね。

・千紀園の宇治ほうじ茶

 2018.10.10

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